花に問ひたまへ

装丁を担当させて頂いた、

「花に問ひたまへ」というコミックスが

8月10日に双葉社様より発売されました。

全盲の青年のお話で、

どこかもの悲しく、でも

とても、とてもあたたかい

素敵な素敵な本です。

私は身内に全盲がいまして、
子供の頃一緒に散歩したり、
自分が読んで面白かった小説の話を一生懸命したり、
そんな日々を思い出しました。

その時培った言葉だけで思いを伝えるスキルは、

今私の人生に多大なる恩恵を与えてくれています。

見えないことで見えてくることってとても貴重で大事。

そんなことを教えてくれる本です。